保険会社に鉄槌を・・・?2

本日、トヨタコースターキャンピングサルーンのご成約。
遠路はるばるお越しいただき、本当にありがとうございました。
現在もキャンピングカーを所有されている素敵なご夫婦で、
日本中を旅行されているらしい。
かっこいいよね。
話を伺っていると、なんだか幸せな気分になりました。
お客様の休日を提案できる仕事って楽しいよね。

さて、「保険会社に鉄槌を」シリーズ。
保険会社の未払い発覚で突如、このテーマに取り組んだわけだが、
今日で2回目、あまり面白くないテーマなので早めに終わらせますね。

未払いの背景に商品が複雑になりすぎたことがある。
数年前、外資系の保険会社が、安い価格を武器に国内市場に参入してきた。
国内の会社としか競合のない保険会社は、価格面での競合を避け、
商品の充実を図り、色んな特約や付随費用を「ウリ」に
外資系の保険会社と対抗する方向になった。
今では目新しくもないが、レッカーサービスが実施されたのもこの頃である。

複雑になりすぎた自動車保険は加入者ばかりか、代理店、
保険会社の担当までも内容を把握できなくなってきた。
予断になるが、現在の自動車保険の計算は
以前のようにエキスパートでも保険料を算出できないほどだ。

今回の未払い事件、この付随費用や新しい特約部分で起こったようだ。
1件の事故に対して金額としては1000円未満の未払いが大多数らしいのだが
契約者から保険料を領収している以上、支払ってしかるべき保険金は
請求がなくとも、支払うのが当然の成り行きである。

では、この未払い事件、新聞で大々的に取り上げられているが
今回の会社だけに限った事なのか?
既知の通り、記憶に新しいところでは損保ジャパンが
つい最近、同様の問題で行政処分を受けたばかりだ。
ということは、おそらく他の保険会社も同様のケースがあるだろう。

でも、問題の本質はこの部分ではないと思う。
損害保険代理店の成績の基準の一つに損害率というのがある。
損害率とは年間に預かった保険料に対して
どれぐらいの保険金を支払ったかという数字である。

保険料=領収したお金
保険金=支払ったお金

たとえば年間1000万の保険料を預かる代理店の扱う保険が、
500万の保険金を支払えば50%の損害率である。
1000万の保険金を保険金を支払えば100%の損害率である。
損害率が100%なんてことになると、いくら頑張って保険を契約しても
保険会社としては利益が上がらないので損害率を下げることに必死になる。

では、損害率を下げるにはどうしたらいいのか?
どんな業種でも同じことだが、比較的利益を上げやすい商品に対しては
積極的に販売しようとするし、逆の商品に対しては消極的になる。
お客様本位の「当社でも古い外車を低い予算で」という要望を受けると
さすがに二の足を踏んでしまう。
それを自動車保険に例えるといわゆる9クラス。
9クラスというのは自動車の車種別の料率クラスで
ベンツSクラス、セルシオ、ランドクルーザー、スカイラインGT-Rなどが位置する。
いわゆる、盗難率の高い車だ。

保険会社は支払い統計を当然取っているので
この9クラスの車種の保険を積極的に取っていっても
利益が上がりにくいことは分かっている。
全年齢(20歳以下の運転者にも適用できる保険)も同様の事だ。
だから、保険会社によっては「9クラス」「全年齢」の保険は
加入できない場合もある。

保険でありながら、お金を払っても加入できないのはおかしなことだが
これは企業としては「扱う、扱わない」のは自由なので
まだ、無理やりにでも理解は出来る。

では、問題の本質はどこにあるのか?
それは損害率を下げることが優秀であるために
そもそも払わなければならない保険金を支払っていないことだ。
この事実に気付いていないユーザーは意外と多い。
それどころか生命保険と同じく、保険の内容自体、把握していないユーザーが多い。
これは、きちんと内容に関して説明できていない我々代理店にも多分の責任がある。
ましてや、代理店の介在しない直販型の保険に関しては
ユーザー自身が内容を把握しないと、大変なことになる場合もあるかもしれない。

保険はどこで入っても同じではない。

ああ、今日も長くなりすぎてしまったのでこの辺で・・・
しかし、文章ヘタすぎやな・・・
全然まとまってへんな。
あと1,2回で終わるからね。

明日は晴れそうやな
久しぶりのソフトボール。
大きな大会ではないのだけれど、
年に1回行われる地元での大事な大会。
堺市民オリンピックの予選なのでみんな必死でかかってくる。

僕は地元のチーム相手に投げることは少ないので
相手チームも楽しみにしている。
僕も以前から楽しみにしているので
2週間前からビールをやめて10kg落とす予定だった。

でも、予定はあくまでも予定。
この2週間のうち14日間もビールを飲んでしまった。
体重は以前と同じ。
ヘルニアは大暴れ。
こんなコンディションで投げられるやろか