お客さんの心理

WBC日本勝ったね。
やったぁー、バンザーイ・・・・って、
勝ったら勝ったでなんとなく釈然としないね。
1次2次リーグで連敗した韓国に1回勝って決勝進出。
メジャーリーガーをずらっと揃えたドミニカ、プエルトリコと
対戦することなく、決勝進出。
もちろんアテネ五輪3位のオーストラリアとも対戦していない。
おまけに1次リーグ2次リーグ2位のキューバ(5勝2敗)と
1次リーグ、2次リーグ2位の日本<4勝3敗)との決勝。 世にも不思議な世界大会。 僕と同じ感情を抱いている人は多いのではないでしょうか? 日韓戦、出来たら決勝で見たかったな・・・・・ 今日はお昼前から5組のお客様とお話させていただきました。 ばたばたして申し訳ありませんでした。 最後にご来店されたローバーMGFのお客様。 お客様の心理というのは非常に奥深いものです。 本当に勉強になりました。 お客様「これ、何年式や?」 僕「9年式です」 お客様「今、何年や?」 僕「18年です」 お客様「古いな~」 僕「年式の割にはすごく程度良いですよ」 お客様「あかんあかん、こんな新車からぜんぜんあかん車や」 僕「そうですか?けっこう楽しい車ですよ」 お客様「どうせ古いんやったらもう一つ古いモデルが欲しいな」 僕「そうでもないですよ、このモデルになってしっかりしましたよ」 お客様「でもな~、軽自動車に比べたら経費が高いやろ?」 僕「そうですね、自動車税、重量税、強賠、任意保険全部高いですよ」 お客様「お母ちゃんもAT限定やしな」 僕「それでしたらこんなん買ったら怒られるんちゃいますか?」 お客様「いや、最後に決めるのはわしやねん」 僕「でも、奥様が反対されていては・・・・・」 お客様「でも、こんなに程度のいいのは他にないやろうし・・・」 僕「それでも、壊れますよ、難しい車ですよ」 お客様「これはどこでメンテするん?」 僕「すぐ近くのディーラーで」 お客様「それやったら安心やな」 僕「でも、雨漏りもしますし・・・」 お客様「いや、こんな車雨漏りなんか当たり前や、 屋根付のガレージ探すかな?」 僕「そこまでして購入されなくてもいいのではないのですか? 元々探しておられたなら別ですけど・・・」 お客様「いや、そんなに探してたわけではないねんけどな・・・ 程度よさそうやしな・・・・・」 僕「程度は良いですがローバーはローバーですよ」 お客様「いや、面白そうな車やな・・・欲しいな・・・・」 僕「奥様に相談されたほうが・・・・・・」 上記の会話のやり取りは記憶をたどって再現しているので 正確ではないかもしれません。 通りがかりのお客様がたいそう不安に感じられていたので (そんなに単純な車ではないですよ)という感じで 受け答えしたつもりです。 ディーラーでは100万前後で販売されている商品なので 安さをアピールしているつもりでいましたが、 国産車と同様の感覚を持たれていたので (それならちょっと慎重に考えてください) という感じで対応させていただきました。 でも、僕が引けば引くほどお客様は可能性を模索します。 結局、成約にはいたりませんでしたが、 最後は本当に欲しそうにして帰られました。 お客様の心理って難しいです。